退職所得控除の計算方法

過去に退職所得を受けたことがある人が2回目以降に退職所得を受ける場合の計算方法を備忘する。

今回の退職所得をうける4年(確定拠出年金がらみは14年)前以内に退職所得を受けている場合、重複していれば、その重複している期間分の退職所得控除は控除からひく。

(例)
重複している期間が1年1月・・・40万x2年=80万分を今回の控除から引く

ただし、前の退職所得が控除しきれていなかったときは、控除分が働いた期間とみなされて上の計算をする

(例)
前の勤務期間 10年3月〜14年3月(4年1月)
前の退職所得 120万(控除=200万だった)
前のみなし勤務期間 10年3月〜13年2月(3年)

後の勤務期間 12年4月〜16年3月(4年)
後のみなし勤務期間 13年3月〜16年3月(3年1月)


元:
所得税法30条付近
所得税法施行規則70条付近